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  • 執筆者の写真ゆかり

Vol.14 群馬県在住みほさん(右胸HER2陽性、左胸HER2とホルモン陽性の乳がん)

更新日:2023年10月12日

*ポッドキャストの内容を書き起こして記事にしています。読みやすさを優先して微編集を加えています。 *内容は、ポッドキャスト収録時点の話です。収録と配信までにはタイムラグがありますのでご了承ください。




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こんちわ(根治の輪)第14回のゲストは、群馬県在住のMihoさんです。31歳で旦那さんと2人暮らしをしていらっしゃいます。現在は休職中ですが、看護師さんです。


2022年11月に両側にステージが異なる乳がんを告知されました。現在は術前抗がん剤と手術、放射線治療を終えられて、再発防止のための点滴治療中をしていらっしゃいます。


お母さまを若くに乳がんで亡くされていることからくる不安や恐怖、当時婚約者だった現旦那さまとのご結婚を早めた話、遺伝性であることが高い両側の乳がん、辛かったAC療法の副作用、何よりショックだったまつ毛や眉毛の脱毛、リンパ節郭清をしたことで上がらなかった術後の腕、放射線治療の副作用、一人じゃないよというというメッセージまで伺いました。


みほさんのインスタアカウントは、@miho.h0109です。


それでは、群馬県在住Mihoさんの乳がんストーリーをお聞きください。 ---------- ゆかり:今回のこんちわ(根治の輪)のゲストは、群馬県在住のみほさんです。よろしくお願いします。


みほ:お願いします。


ゆかり:さっそくなんですけど、自己紹介をお願いしてもいいですか。


みほ:はい。群馬県在住の31歳の乳がんサバイバーのみほです。今は旦那さんと2人暮らしをしていて、子どもはいません。今も治療のほうも手術も終わって、術後の再発予防のための点滴治療をしています。お願いします。


ゆかり:放射線治療も25回完走されたんですよね?


みほ:終わりました、はい。


ゆかり:すごーい。毎日通うってやつですね。わたしも術後に1ヶ月くらいの休養期間を経て放射線をやるらしいので、その話もぜひ聞きたいです。


えっと、乳がんの発見はそもそも2022年の8月の終わりくらいだったのかな?なので、1年くらい前ですかね。


みほ:1年経ってますね。わたし乳がんができたのが右側の内側なんですよ。けっこう乳がんって脇の下とかが多いって言うんですけど、ブラジャーとかをつけて寄せるときによく触る場所。でも、わたしは内側にできてて、それに気づいたのが2022年8月の最後のほうで。で、あれ、前はなかったよなと思って。


でもそのとき、生理とかもあったし、ホルモンバランスの関係かなって最初は思っていて。それを調べると、やっぱりほとんど良性のほうが多いってあって。ちょっとだけ様子をみようってそのときは思いましたね。でも10月くらいになってからやっぱりちょっと大きくなってるなって思って。


で、旦那さんにはまだそのときは入籍前だったんですけど、8月の時点でなんかしこりっぽいのがあるんだよねって話してあって。旦那はとっくに病院に行ったと思ってて。旦那にも触ってもらったら、絶対大きくなってるから早く病院行けよって言われて。一人で行けないなら一緒に行くからって。でも結局病院は一人で行ったんですけど。


ゆかり:しこりは2ヶ月くらいの間に大きくなったなっていうのはあったけど、それ以外には痛みがあるとかはなかった?


みほ:痛みもないし、ひきつれもないし。何もなかったです。


ゆかり:そっかそっか。じゃあ、最初は乳腺科の先生に?


みほ:今住んでるところに引っ越してきて3年ちょいなんですけど、自分の近場の乳腺の病院がちょっと評判が微妙なところで。


ゆかり:大事ですよね。


みほ:そう。男性の先生がちょっと癖がありそうで。ちょっと嫌だなって思って、車で1時間くらいの地元のところに行ってそこで診てもらった感じです。


ゆかり:そっかそっか。みほさんは、看護師さんでいらっしゃるから普通の人に比べていろいろ知識がおありだと思うんですけど、最初にまだ生検とかの検査結果がでていない段階で、先生に「どんな確率ですかね?」みたいな感じで聞かれたっていう。


みほ:たぶん、わたしモヤモヤしてるのがダメな性格で。


ゆかり:嫌ですよね。一番嫌だよね。


みほ:一番嫌だと思って、聞いちゃいました(笑)。


ゆかり:でも、先生いいですね。そういうのってあんまり言い切りたがらないじゃないですか、先生は。まだわからないからみたいな。


みほ:そうですね。でも、先生も困ってたかもしれないけど、でも答えてくれました。


ゆかり:その時点ですでに、悪性の可能性のほうが高いよみたいな感じだったんですよね。これはみほさんの投稿を拝見したんですけど、1時間かかるお医者さんのところに行って一人で検査行っての帰り道に泣いて帰ったっていう話があって。


自分が乳がんだっていうことへの実感っていうか、今、これは現実に起きてることなんだみたいな受け止めるのってけっこうすぐにあった感じなのかな?どうでした?


みほ:そうですね。わたし、母親が乳がんで。だから、なんかやっぱり自分もいずれなるのかなとはちょっと思ってて。でも、さすがに40代とかそれくらいなのかなって勝手に思ってて。だから、いつかなるのかなとは思ってたんで、けっこう受け止めは早かったかもしれない。他の人よりは。


ゆかり:そっか。お母さんが32歳のときだったんですよね?


みほ:乳がんになったのはたぶん31歳。


ゆかり:じゃあ、ほんとに一緒くらいの年齢だ。


みほ:そうなんですよ。


ゆかり:みほさんはまだ4歳とかだったんですよね、その当時。あまり覚えてないのかな、記憶に残ってます?


みほ:ま、転々と残ってる感じですかね。


ゆかり:じゃあ、お母さんが当時、もうこれだけ時間が経っていると技術も進歩してお薬とかもいろいろあるから治療の仕方とか変わってますけど、当時やっぱりお母さんも抗がん剤治療とかをされたんですよね?


みほ:一応したみたいですけど、効果はなかったみたいで。


ゆかり:じゃあ、どっかでお母様のこともあったし、いつかはみたいな覚悟はあったのかな。


みほ:そうですね。しかも、そもそも乳がんって多いじゃないですか。


ゆかり:ほんとに自分がなってみて、こんなに皆さんなってるのかっていう。


みほ:だから、まあ、いつなってもおかしくはないのかもなとは思ったりとかしてましたね。


ゆかり:お母さんの場合は、時間は経ってますけど、効果的な治療法がなくって。やっぱりそれを見てて、その話を聞いてるところから来る不安というか、これから自分はどうなるんだろうみたいな。自分に薬は効くのかなみたいなのって大きかったかな?


みほ:ありましたね。一応、乳がんって生検結果がでた時に、最初の先生には最近はいい薬もいっぱい出てるからって言われてたけど、でもやっぱり不安でしたね。自分も効かなかったらどうしようって思ったし。


ゆかり:タイミング的に、みほさんは乳がんが発覚したときにこれから結婚しましょうっていう段階だったんですよね?


みほ:そうですね。本当は今年(乳がん発覚の翌年)に籍を入れる予定だったんですけど、でも乳がんってわかって、本当に結婚していいのかなとか…。ごめんなさい。


ゆかり:ううん、大丈夫。


みほ:その旦那さんのことを考えると、やっぱ抗がん剤をしてしまうと妊娠もやっぱりできにくくなっちゃうし。やっぱ治療とかで外見も変わるし。ほんとにわたしでいいのかなっていうのは、そのときは思いましたね。ほんとに。


ゆかり:でも、旦那さんと、いや、一緒になるよって言ってむしろ予定を早めてご結婚されて。まだ副作用が出るまでにウェディングフォトとかも撮られたって。


みほ:そうですね。


ゆかり:みほさんの乳がんのタイプは、右胸と左胸で両方にあるけどもタイプがちょっと違うんですよね。


みほ:右はもともとしこりに気づいてたほうで、それはHER2陽性タイプ。で、左側はしこりとかも触れなくて、先生が触っても全然わからなくて。最初の病院では、まあ、良性の線維腺腫かなって言われててて。超音波をしたときに。


精密検査が必要だったら紹介先の病院で検査するだろうからって言われてて。で、まさか今の病院で検査したら、そっちもガンだったっていう。左はHER2とホルモンも陽性のタイプなんですよね。


ゆかり:ってことは、別々の違う乳がんってことですよね。転移とかじゃなくて。


みほ:そうです。転移じゃないです。


ゆかり:そういうこともあるんだって。わたしも全然知識がないので、こうやって皆さんにお話を伺いながらお勉強してるんですけど、左右でタイプが違うことってあるのかと思って。


みほ:そうですよね。


ゆかり:珍しいとかって先生からそういう話ってありました?


みほ:やっぱり、両側にできる場合はちょっと遺伝性が高いとは最初から言われてましたね。


ゆかり:ちなみに遺伝子検査ってされました?


みほ:一応今の病院に最初にかかったときに、遺伝子検査の話はされてて。BRCA1とBRCA2、あのアンジェリーナ・ジョリーさんと同じ。その検査は、わたしの保険適用の枠に入るのでまずそこをやって。


でもそれ以外にも遺伝性乳がんがあるって話をちょっとされて。もし、そこが陰性だったらまた説明するねみたいな感じで言われて。


で、絶対陽性だと思ってたから、そしたらまさかの陰性で。BRCAは。で、そこで他にもこういう遺伝子があってみたいな。ただ、そこは保険が効かないから自費の治療になるからって言われて。


でも先生は、これとこれだけは調べたほうがいいって2つピックアップして。でも、結局31個の遺伝子をまとめて調べる遺伝子パネル検査っていうのをやって、そこからやっぱり先生が疑ってたやつに変異があって。で、わかった感じですね。


ゆかり:そっか。それは、遺伝子検査の結果によって、その後の、たとえばどういう手術をするのかの判断が変わった感じですか?


みほ:一番は全摘か全摘じゃないか。わたし、もともと右胸に関しては最初から全摘って言われてて。左は大きさも小さいし、場所的にもたぶん大丈夫だから本当は部分でいいのかもしれないんですけど、やっぱりわたしの遺伝子変異の方はやっぱり全摘を推奨されてるみたいなので左も。


でも、もともとなんか全摘でいっかなと思ってたので。


ゆかり:それはやっぱりそっちもなるかも、この先またみたいな不安を抱えるよりはっていう考え方?


みほ:そうですね。あとは、再発を少しでも減らしたいなって。やっぱり、残したら再発しないわけじゃないじゃないですか。もし、再発しちゃったときにわたし絶対後悔するなって思って。


ゆかり:わかります。”かも”っていう不安ですよね。今は、みほさんはどういう治療をされてるんでしたっけ?


みほ:今は術後の再発予防のためにハーセプチンとパージェタっていう分子標的薬を3週間に1回点滴してて。あと、左に関してはホルモン陽性なのでホルモン剤を飲んでるのと、何ヶ月に1回生理を止める注射を先生に打ってもらってる感じですね。


ゆかり:えっと、その前はAC療法をやってらっしゃるんですよね。


みほ:術前抗がん剤はやってますね。


ゆかり:最初の術前抗がん剤のときの副作用ってどうでした?


みほ:AC療法のときは、倦怠感とムカムカする感じ。吐いたりとかはなかったんですけど。あと便秘が1週間とか。ほんとに出なかったですね。


ゆかり:あります。地味に辛いですよね、あれ(笑)。


みほ:辛いですよね。あとは、ACのワンクール目から脱毛が始まってって感じですね。後半の薬は、ドセタキセルにハーセプチンとパージェタを加えた治療なんですけど、ドセタキセルはまた違う副作用で。


倦怠感は共通してるんですけど、あとは手に水疱がすごくできちゃって。痒くて。プラス、すごいお腹がゆるくなっちゃってトイレに1日8回とか。


ゆかり:外に行けないですね。


みほ:いや、ほんとに行けなくて。でも、一回病院に行って相談しようって思って先生に診てもらったら、たぶんお腹がゆるいのではパージェタっていう薬の副作用かなって言われて。


で、手の水疱に関しては、ドセタキセルの副作用とかアレルギーとかって。あんまりひどいようだったらパクリタキセルに変えられるけど、毎週1回の通院になっちゃうんで。ま、そこは軟膏とか薬を飲んでなんとか4クールやった感じですね。


ゆかり:そっかそっか。あれですね、でも、そうやって同時にお薬をやると、どのお薬の副作用かって判断しづらい。


みほ:そうなんですよ。


ゆかり:でも、4回だしって気合いで乗り越えた感じなのかな。


みほ:1クール目が本当に酷すぎて。だから、2クール目以降は軽いってわけじゃないけど、ま、1クール目に比べれば水疱もマシだったし。


ゆかり:ほんとに副作用の出方はみんな違うから。同じ人でも1回目と2回目とか違うし。だから、準備のしようがないっていうか(笑)。


みほ:そうなんですよね。難しい(笑)。


ゆかり:脱毛の話で、わたしはまずパクリタキセルを12回やって、今ACが4クールのうち、あと1回残ってるんですけど、だからもう4ヶ月くらい抗がん剤をやっててもうまつ毛もいよいよ3本みたいな(笑)。かろうじてあるみたいな感じで。


みほさんは、けっこう髪の毛が抜けるのはすごいショックみたいな感じで書かれてたから。気持ちの切り替えっていうか、しょうがないって考えられるようになるまでに時間がかかった感じですか?


みほ:そうですね。ショックはショックでしたけど、でも乳がんを治すためにはしょうがないのかなとは思いましたね。やっぱり髪の毛はウィッグと帽子で全然いけるんですけど、やっぱりまつ毛と眉毛が抜けた時はいっきに病人感がましちゃって。ほんとにそっちが一番ショックでしたね。


ゆかり:でも、つけまつ毛とかしてないのかな?もう生えてるってこと?


みほ:今はもう生えてきました。マツエクしてるんですけど、ほとんど抜けちゃって(笑)。


ゆかり:抗がん剤をやめてどれくらいで生えました?


みほ:わたし、眉毛はほとんど抜けちゃったんですけど、まつげに関してはまあまあ残ってたんですよ。それでもスカスカでしたけど。眉毛のほうが先に生えてきました。でも、生えてくると、いっきに生えてくる感じ(笑)。


ゆかり:じゃあ、そこのところ踏ん張りどきで。みほさんは、全摘の手術はいつくらいにされたんでしたっけ?


みほ:6月の頭にしました。3ヶ月は経ってますね。


ゆかり:どんな感じです?自分の想像していた全摘の手術と回復のイメージと、実際に体験してみて。イメージ通りだったのか、もっと辛かったのか。


みほ:痛みがけっこう辛くて。とった胸の部分は感覚が麻痺してるからか痛みはほぼほぼないんですけど、右脇に関してはリンパ節転移があったのでリンパ郭清したんですけど、そっちが痛いし、全然腕は上がらないし。痛かったですね。


ゆかり:それは痛み止めを飲んでも効かないってことですか?


みほ:飲んでも効かなかったですね、あんまり(笑)。


ゆかり:効かないんだ(笑)。


みほ:でも、飲まないよりはマシなのかなって思って。でも、まあだんだんと良くなっていった感じです。


ゆかり:入院期間は1週間くらいでしたっけ。


みほ:1週間で退院しました。


ゆかり:その後、どれくらいで腕が上がるようになった感じですか?


みほ:ほんと少ししか上がらなかったんですよ。洗濯も干せないと思って全部乾燥機だし。痛いけどリハビリをしないと本当に上がらなくなるよって看護師さんに言われたんで、がんばって。でも、どれくらいだろう。1ヶ月経ったらけっこう上がるようになりましたね。


ゆかり:けっこうかかりますね。


みほ:1ヶ月で、でも吊ってる感じは今もちょっとあるんですけど。今はもう全然平気なんですけど。


ゆかり:それはリハビリの賜物ってことかな。


みほ:リハビリするしかないって最初から言われてました。


ゆかり:どれくらいなんですか。毎日何分とかそんな感じ?それとも使えって感じなのかな。


みほ:なんか病院でパンフレットみたいなのをもらって、こういうリハビリをしてくださいみたいな。それをわたしは1日1回しかしなかったんですけど(笑)。


ゆかり:所要時間5分くらい?もうちょっとかな?(笑)。


みほ:そうですね。あとは、なるべくがんばって洗濯物を干すようにしたりとか、そういうのもリハビリになるからとは言われてたんで。


ゆかり:なるべく使って。わたしも両胸全摘する予定なんですけど、けっこうインスタとかに皆さん、わたしはありがたいと思うんですけど、傷口を投稿してくださるから。あ、自分が手術して麻酔から目覚めたらこんな風な状態なのかなってイメージが湧くからすごくありがたくて。


皆さん、注意してくださいみたいにコメントしてくださるけど。みほさんもあげてくださってたと思うんですけど、どんな感じです?その傷口を最初に見たときって。やっぱりすごいショックはショックですよね、きっとね?


みほ:わたしたぶん普通じゃないかもしれないんですけど、そこまでショックじゃなかったかもです。なんか、人それぞれ考えは違うと思うんですけど、正直胸ってパッドとか入れてればわかんない。


それよりも、顔周りとかってやっぱりいろんな人に見られるじゃないですか。まつ毛がなかったり眉毛がなかったりとか、そっちのほうがわたしはすごい嫌でしたね。


ゆかり:じゃあ胸を最初に見た時のわ!みたいな感じはそこまででもなかった?


みほ:そうですね。なかったです。


ゆかり:でも、ほんとそうやって投稿してくださってるから、だいたいこういう風になるのねってことがわかってるのはすごい救いです。だから、いつもありがとうございます。みほさんもいつも詳細にあげてくださってるから。


えっと、最初にちょっと伺ったんですけど、放射線治療を25回完走されたってことなんですけど、けっこうみほさんは思ってたよりもあてる範囲が広かったって言う話でしたよね?


みほ:わたしは、てっきり全摘すれば、とったところはやらなくていいのかなって勝手に思ってて(笑)。


ゆかり:そうそう、わたしもそう思ってた(笑)。


みほ:だから、わたしは脇と長骨のところにも転移が一個あったのでそこだけにあてるのかと思ってたら、全部。乳腺のリンパの領域は鎖骨の辺まであてたほうが再発率は下がるって言われて。


ゆかり:わたしもまだその話を自分の先生とはしてないんですけど、そこまで広くあてることでどれくらい再発率が下がるとか、そういうのってデータはあんまりない感じだったのかな?数字で説明はあった?


みほ:たぶん数字は言われなかったですけど、でも一応そういうのが臨床試験でわかってるようなことは言われましたね。


ゆかり:じゃあ、ちょっと思ったよりも広範囲にあてることになって、特に夏場だからマーキングとかも見えちゃうみたいな。


みほ:そうですね(笑)。服装がちょっと注意しないと、けっこう首の真ん中くらいまでマーキングがあったんで。だから夏はけっこう服装選びが大変かなって思いましたね。


ゆかり:ちなみにマーキングって最初だけじゃないんですか、やるの。


みほ:もうやってる間毎回です。でも、後半はほとんどされなかったんですけど。やっぱり線が消えちゃうと放射線を打つにあたって。


ゆかり:毎日行くんだもんね、そっか。あと、放射線技師の先生がけっこう男性の方が多いみたいな話を投稿されてたと思うんですけど。手術した傷跡のお胸、上半身は全裸ですよね。


みほ:全裸です。


ゆかり:じゃ、男性の先生がやってくださるってことなんだ。


みほ:男性と、あと一応女性の方もわたしの病院はいましたけど、でも男性の方が多い。


ゆかり:それって慣れるのかな?そのちょっと気まずさって言うか。


みほ:でも、みんな優しいんで。意外と大丈夫でした(笑)。


ゆかり:放射線の副作用は倦怠感とかすごく効くんですけど、みほさんはどうでした?


みほ:やっぱり最初の1週間は倦怠感というか眠気がすごくて。すごく眠かったです。わたし、時間が午後3時前くらいに放射線入って、帰ってくると眠すぎて夕飯とかも作れないぐらい眠くて。すごく眠かったです、ほんとに。


ゆかり:それはそれで日常生活に多少支障が(笑)。今はお仕事をお休みされてるから寝られるっちゃ寝られるけど。あと、皮膚が赤くなったりとか色が黒ずむって聞きますけど、25回やってどんな感じでした?


みほ:皮膚は赤黒い感じはあるんですけど、でもけっこう軽傷なほうみたいで。ひどいと、ペランってめくれちゃったりとかする方もいらっしゃるって聞いてたので。


ゆかり:それは、たまたま みほさんのお肌がそれに耐えてくれたって感じで、何か特にしたわけではないのかな?それを防ぐために。


みほ:なんもしてないし、むしろわたしが通院してる病院は放射線をあてたところは何も塗らないでみたいな感じの病院なんですよ。だから、ほんとに何もしてないです(笑)。


ゆかり:塗っちゃダメっていう理由は何なんですかね?


みほ:なんか保湿をしてる病院もたぶんあると思うんですけど、先生に聞いたら、何かを塗ったりすること自体が摩擦になっちゃって悪化しちゃう人が多いらしくて。だから先生は必要で処方したお薬とか以外は絶対に塗らないでみたいな感じで言われてて。


ゆかり:余計なことはしてくれるなっていう。


みほ:そうなんですよ(笑)。


ゆかり:じゃあ、とにかく摩擦を避けましょうってことなんですね、お洋服とか含め。


みほ:そうです。ボディソープとかも優しめのやつで泡で洗うみたいな。


ゆかり:みほさんは、けっこうインスタを拝見しているとお顔もたまに出してくれるし、乳がんになられて治療されていることをオープンに発信してるのかなって思うんですけど、それってどっかのタイミングでそうしようって決めた感じでした?


みほ:でも、一応わたしのアカウントって承認制じゃないですか。鍵がついてるから、闘病とかそういう系の人たちだけだから、オープンでもいいのかなと思って。


わたし自身、投稿を始めたのはオペが終わって落ち着いてからなんですけど。でも、その治療中もやっぱりいろんな人のインスタとかを見ててけっこうオープンにされてる方も多くて参考になったので。


自分も参考にさせてもらったし、誰かのためになるならみたいな感じでやってます。


ゆかり:実生活では、どれくらい周りの人、お友達とか職場の人とかに伝えてますか?


みほ:わたしあんまり伝えてないです。友達も高校のときの友達数人にしか伝えてなくて、職場も上司の人と仲良い何人かしか。


ゆかり:それは人それぞれの判断だからみんなに言う方もいれば、最小限の人だけにっていう方もいると思うんですけど、みほさんがほんとに限られた人にだけ伝えようって決めたのはどういう考え方からだったんだろう?


みほ:やっぱり最初はちょっと治療がうまくいくかもわからなかったら、あんまり人に言うのもなって思っちゃいましたね。あんまりオープンにはしたくないなって思って。


わたしの職場の先輩に、わたしが今通院している病院で働いていた方がいて相談したら、別にオープンにしなくてもいいんじゃないって言ってもらえて。絶対みんなに話さなきゃいけないってわけじゃないからって言ってくれて。


ゆかり:そっかそっか。なんか、でも一つ思ったのが、みほさんまだとってもお若いじゃないですか。だから、周りにいらっしゃる人も同じ年齢くらいの人のほうが多いと思うんですけど、なんかそういう人たちに乳がんみたいな話をして若さ的にピンとこない人の方が多いのかなって思うんですけど、どうでした?


みほ:でも、びっくりしますよね、みんな。職場の人たちもビックリしない人はいなかったかな。


ゆかり:そうですよね。40代とかならまだしも。まだ30過ぎでってね。


乳がんになられて、自分の人生の生き方とか生活への向き合い方みたいなものでこう変わったなみたいな点ってありますか?


みほ:変わったとういうか、でも、日常生活をしてて、当たり前じゃないんだなっていうのはすっごいわかりましたね。


やっぱり、術前の抗がん剤の副作用が倦怠感が強過ぎて、1週間寝たきりじゃないですけど、ほんとにトレイに行くのも辛い時期もあったんで、やっぱり元気に動けるってことは当たり前じゃないんだなって思ったし。


あとは、味覚もわたし最後のほうで味がしなくなっちゃって。だから、美味しくご飯が食べられるのも当たり前じゃないんだなっていうのはすごく感じましたね。がんになってから。


ゆかり:最後に、これから乳がんの治療をしていきますっていう女性に、みほさんが伝えたいこととか、伝えてあげられることは何かありますかね?


みほ:そうですね。自分だけじゃないんだよってことは伝えたいですね。やっぱり、自分もインスタとか始めて、こんなに若くて乳がんになった人がいっぱいいるんだなっていうので、自分一人じゃないんだなってすごい感じました。


ゆかり:それ、一番励みになったりしますよね。同じことを乗り越えてる人たちがいるっていうのは。やっぱり、結局のところ経験しないとわからないから。いくらそばで見てても。


っていう意味では、インスタを始め、そういうところで繋がった人にはほんとに一番支えになってる気がします。みほさん含め。


みほ:そうですよね。


ゆかり:今回のゲストは群馬県在住のみほさんでした。ありがとうございました。


みほ:ありがとうございました。


ゆかり:ありがとうございますー!









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