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  • 執筆者の写真ゆかり

Vol.9 6人家族のHollyさん(ホルモン陽性、HER2陰性、ステージIIIAの乳がん)


*ポッドキャストの内容を書き起こして記事にしています。読みやすさを優先して微編集を加えています。 *内容は、ポッドキャスト収録時点の話です。収録と配信までにはタイムラグがありますのでご了承ください。







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こんちわ(根治の輪)第9話のゲストは、一番下の5歳の双子ちゃんを含む4人のお子さんのママで、幼稚園でパート勤務をされていらっしゃるHollyさん(@holly.sohappy)です。


2023年6月に乳がんを宣告されました。タイプはホルモン陽性、HER2陰性で、ステージは3A、リンパへの転移があります。 現在、ACとパクリタキセルを使った術前抗がん剤治療をされていらっしゃいます。


PETスキャンで発覚した閉所恐怖症が発覚し、検査中、しゃべることで乗り越えた各種検査、親身にサポートしてくれる看護師や医師とのやり取り、麦茶が甘くなってしまった副作用、時間になると自動的に注射をしてくれるジーラスタのボディポッドの話。


上は中学生、下は5歳で年齢も性別も違うお子さんに乳がんのことをどう伝えたか、子育てと治療の両立、これから治療を始める女性へのメッセージなど伺いました。


Hollyさんのインスタグラムのアカウントは、@holly.sohappyです。


それでは、Hollyさんの乳がんストーリーをお聞きください。


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ゆかり:今回の「こんちわ(根治の輪)」のゲストは、ホーリーさんです。ホーリーさんは、インスタではアルファベットで”Holly”ですよね。


ホーリー:そうですね。それが、ホーリーと読むのかどうかは自分でもわかんないけど適当につけて。


ゆかり:合ってます(笑)。


ホーリー:合ってますか(笑)。よかった。


ゆかり:このアカウントって、もともと使ってらっしゃるインスタですよね?治療とかを始める前から?


ホーリー:そうなんです。いくつかあったアカウントのうちの一つだけ残してたのがこれで。うちの一番下の双子を妊娠してから作ったアカウントで、その記録は残しておきたいなと思ってずっとインスタを続けてたんですけど。


今回新たにインスタアカウントを別で作ろうか迷ったけど、ま、このままでもいっかと思って(笑)。そのまんま継続して使ってるって感じですね。


ゆかり:ちなみに、このインスタはリアルでのお友達も繋がってる感じですか?


ホーリー:繋がってないです。


ゆかり:今は、じゃあ治療寄りのフォロワーさんと。


ホーリー:そうですそうです。なので、同じ病気の方たちのほうが今は多いかなっていう。


ゆかり:じゃあ、すみません、順番が逆になりましたが、ホーリーさん、簡単にでいいんですが自己紹介をお願いしてもいいですか?


ホーリー:はい。えっと、ホーリーです。今年(2023年)の6月に乳がんの宣告を受けて、治療を始めたばかりです。子どもが4人います。


今までわたし、働いてたり、妊娠出産してたり、学校に通ったりとなかなか止まることをしてこなかった自分なんですけど、たぶんこの病気がいや、そろそろ止まったほうがいいよってブレーキをかけられたんだなーっていう風に感じてます。


ほんとに駆け抜けるようにここまで来たので。そろそろ一回止まって。これくらいのことしないと君は止まらないんでしょくらいの感じの(笑)。ちょいちょい軽いの出してきたけど、あんた止まらへんかったやんみたいな感じで。そろそろ自分の身体を振り返りなよって言われてるのかなと。


ゆかり:乳がんになったことをそういう風に考えられるのって切り替えが早いですね。まだ6月にわかったばかりだったら。


ホーリー:そうそうそう、そうなんですよ(笑)。


ゆかり:受け止められないとか。


ホーリー:まだ受け入れ切れてはたぶんなくて。でも、とりあえず治療に向かって走ることしか、今はできないかなっていう風で。


あんまり細かいことを気にせずにもうとりあえず目の前にあるものをクリアしていって、治すことのほうが先なのかなって思ったら、病気とはまだ完全に向き合えてはいないんだけど、うーん、だけど、ま、子ども4人いる以上ほっぽり出していくわけにもいかないので、とりあえず今この1年は治療を頑張る。


頑張るのもおかしいですけど、治療を一つ一つやっていこうっていう。向き合うとも言えないし、頑張るとも言えないけど、とりあえず目の前のことを一つ一つクリアしていこうかなっていう風に思ってる感じです。


ゆかり:うん。なんかその気持ちはわかるというか、わたしも乳がんだってわかって、早くになんかしたい、アクションを起こしたいっていうのがすごくあって。検査待ちの間とかも。


ホーリー:あー、わかる。


ゆかり:抗がん剤治療って聞いてすごくショックだし、でも今まである意味一方的にやられてしまっているから、それに対して何かできるのはむしろやりますやりますって感じ。


ホーリー:そう。本当にそうです。検査と検査の間とか、ほんとに嫌で。でもすごい初めに受診したクリニックから次の総合病院に繋がるまでとかも、すごい一番たぶん最短の期間で先生方がすごいやってくださって。


だから、止まって考える暇がないくらい、けっこう詰めて。え、じゃあ一番早かったらいつですか?って聞くと、じゃもう週明け月曜には行っておいでっていう感じとか。


すごい期間が短かったので、あまり何かを考えるっていうよりも、次はこう言う風やよ、こういう風やよっていうのが準備されとるっていうか。


その中で選べる選択肢を選んできたので、あんまりそのなんだろな、立ち止まってすごい肩を落とすってわけでもなく、なってまったなみたいな感じなところも正直あって(笑)。


ゆかり:そうですよね。なってしまった以上ね。


ホーリー:そう。振り返ったところで治るわけでもないので、ま、自分の身体でよかったなって思うようにはしてる感じです。子どもたちじゃなくてよかったなって。


ゆかり:あー、それはほんとそうですよね。


ホーリー:なんか子どもの身体だと思ったらちょっとまた、ね、違うけど。自分なら自分が治すだけなんでって思っちゃう。そうそうそう。ごめんなさい。


ゆかり:ううん。大丈夫です。あの、ホーリーさんは、なので6月に乳がんの診断を受けて、それってどういう経緯で見つかったんですか?


ホーリー:もともとは、なんか自分の中でも右胸に違和感というか、ちょっと抱えてて。でも、なんやろう?で、ずっと終わってたんです。


ゆかり:それ、しこりってことですか?


ホーリー:しこりなのか、胸の張りみたいな感じだったんですよ。生理前の胸が張るみたいな。


ゆかり:突っ張るみたいな。


ホーリー:そうですそうです。それがあって、で、ちょっとなんか分泌液っぽいのも出てたんです。


で、それがでも自分でたとえば絞ったときにギューって出てくるわけではなく、カスがついてるみたいな感じだったので。液体としては見たことがなくって、なんかわたし身体を洗えてないんかなみたいな(笑)。


ゆかり:残ってるみたいな。


ホーリー:そう、残りとかって思ってて。で、おっぱいの中も張ってるけど、わたし5年前の双子の授乳を中途半端にやめてまったで、なんか残っとるんかなーとか。


そういうのをもわーんとは抱えてきてたんですけど、それが今年の4月くらいになってなんかちょっと触ると痛いぞみたいな。なんか触っててもえ、なんか痛いって思えてきて。


そこから不安が大きくなってきて、で、明らかになんかこう触るとゴリっていうみたいな。で、だから自分で触っとる感じはめっちゃ大きいんやけど、これは?みたいなのがどんどん出てきて。そこからは検索ばっかりですよね。


ゆかり:うーん、やっぱしちゃうやつね。


ホーリー:そう。まずは調べたけど、やっぱりそれでは拭い切れなくって。で、近所で乳腺外科をやってるクリニックさんに予約を入れて、マンモとエコーをやってもらったのが始めですかね。始めはそんな感じで、自分の身体への違和感からスタートしました。


ゆかり:そっかそっか。で、ステージは3Aなんですよね。だから一緒だ。タイプは何ですか?


ホーリー:うんと、HER2は陰性でホルモン陽性です。


ゆかり:そうなんですね。エストロゲンとプロゲステロンが陽性だったら一緒ですね。たしかにお薬も、抗がん剤治療は今はもう1回目をやられたのかな?


ホーリー:そうです。今、一回目が終わって1週間経つところです。


ゆかり:そっかそっか。だから、ACから始められて、で、その後パクリタキセルっていうのも同じ。わたしは順番は逆なんですけど。


パクリタキセルをわたしの場合は回数が、なんでだろう、こっちの標準なのかもしれないですけど12回やって、その後ACを同じです、2週間に1回を4クール。この順番って、選べました?それとも先生が。


ホーリー:特に選べないっていうか、これをやるとっていう風に説明されて、特にこっちが先にとかって説明があったわけでもなく。普通にまずこっちをやって、こっちをやるよっていう感じだったんで、次先生に会ったら聞きたいなとは思ってるんですけど、なんでみたいな。


ゆかり:ね。ま、でもどっちの方もいらっしゃるんで。わたしの場合はそれを選んで。やっぱり子どもたち、うちもホーリーとさんと一緒で上が5歳で下が3歳で、ACってきつい抗がん剤のお薬って聞くから、いきなりわたしがダウンみたいになると家のことがまわらないなと思って、ちょっとその準備期間っていう意味でパクリタキセルの比較的副作用が低いのを先にやるって決めたんですけど。


でも、ホーリーさんの投稿を見ていると、最初のほうの投稿に「検査のほうが病気であることより嫌」みたいに書かれてて。


ホーリー:そう、もうほんとに嫌だ。MRIとCTと、PET検査、もうほーんとに苦痛であれが。なんだろう。たぶん、初回のPETスキャンがトラウマになっちゃって。


今回病気がわかって針生検じゃないやつでの、ウィーンって入っていく機械式の検査のPETスキャンっていうのが、なんか閉所恐怖症やったんや、わたしみたいな。検査中もマスクなんですよね。で、マスクしてるから息苦しさ。


ゆかり:余計にね。


ホーリー:そう、余計に。普段だったら何も感じないけど、息苦しさであったり、緊張からくる不安でもうなんか冷や汗っぽいのとかで、もうおかしくなっちゃいそうで。


しかも、その機械が頭からウィーンって動いたんですよ。スライドするっていうんですかね。で、それがもう気持ち悪くってパニックで。ウエーってなったけど、動いちゃやり直しだから動いたらいかん、動いたら一からやり直しになるでっていってじっと止まって。


で、検査技師さんとかも、15分くらいの撮影時間ですとかって言われるんですけど、15分なんてわかんないじゃないですか。


ゆかり:たしかに。ずっと数えてるわけじゃないしね(笑)。


ホーリー:そうそう。残り何分みたいな。あと少しだよとかも別に言われるわけじゃないから。終わりが見えない、いつまでこの状況?どれになったら終わりなんみたいな。


ゆかり:永遠に感じるしね。


ホーリー:そうなんですよ。それが苦痛すぎて。で、そこが初めての検査で、その次M

RIだったんですけど、うつ伏せ向きで撮影するっていう風だったので、PETのときのトラウマがあったから今回は看護師さんに全部それを「この間の検査のときこうでああで、すごい嫌やった、ほんと気持ち悪くて検査なんかやりたくない」とかって言って。


ゆかり:なんかかわいい(笑)。


ホーリー:めっちゃ訴えて。ちょうど薬とか入れるから注射を打ってもらうじゃないですか。そのときに看護師さんにいらしていただいたので、そのときに「大変やよね。まだわかったばっかりだしね、病気のことね」って。でも「病気のことより、検査が嫌すぎる」って言って。「あ、そっち?」って看護師さん。


でも、そこからはわたしはそういうのが苦手っていうのをわかってくださって、MRIもその後の造影CTも、これやったらこれやるよ、あと何回撮影だよとかっていうのを、機械も話してくれるんですけど、検査技師さんも一緒にそれを言ってくれて。


「今から3分の撮影を2回するよ」とか、「次は4分くらいちょっと長いで頑張ってね」とか。で、「これで造影の薬がないやつの撮影は終わったから、あとは薬を入れたやつを撮影したら終わりだよ」っていうのを細かく入れてくださって。


造影のCTのときも看護師さんがずっといてくださって、ずっと横で笑わせながらしゃべってくれるみたいな。


ゆかり:優しいですね。


ホーリー:わたしは経験がないけど、友達が言うには造影剤を入れるときはゾワゾワするらしいよとかって(笑)」。「ゾワゾワするんですか。ちょっと尿意がっていう話は聞いとるけど、ぞわぞわするの?」って言ったら「ゾワゾワするらしい、ちょっとやってきてみてどんな感じか教えてよ」とかって。「わかった、じゃあゾワゾワしてくるわ」とかって言いながら(笑)。


すごい楽しい雰囲気で検査してくださって。なんかそれはすごいありがたかったなって思うんですけど。だから後半はまだ大丈夫だったんですけど。始めはほんと検査が嫌すぎて。針生検も痛かったし。


ゆかり:痛みを感じました?麻酔してても?


ホーリー:そうなんですよ。麻酔をしたんですけど痛くて。あれ、痛いっていいのか、これは我慢しなきゃいけない痛みなのかが全然わからんくって、ちょっと痛いとか言われるけど。


ゆかり:ちょっと?みたいな。


ホーリー:そう、これはちょっとっていう痛みなんですか、どうなんですかみたいな。でも本当に痛いで無理っていう話をしたら、40分間の休憩を挟まれて(笑)。


40分後にまた麻酔からスタートって感じで。もう一回麻酔して、でわたしはなんか自分の性格上、黙ってるのがダメみたいでどうやら。


ゆかり:でも、それすごいいいなって思います。ホーリーさん、全部ちゃんと伝えてるからそれで改善してくれるじゃないですか。


ホーリー:そうですそうです、だから本当にありがたいです。その針生検のときも、なんか緊張するからしゃべらないんですよね。唾を飲み込むくらいな感じで。


で、黙ってるんですけど、わたしはそれはダメみたいで、なんでもいいから喋ってると気が紛れるから大丈夫みたいで。なんで、MRIのときとかも、看護師さんとか技師さんに喋っててもいいですかって言って。


いいよ、喋ってもいいけど動かんければいいって。


ゆかり:口だけ動かす。


ホーリー:そう。機械にツッコミをいれながら、「え、何それわたしの背中で突貫工事してるんですか?なんすかなんすか?え、それすごい音やけど、なになになになに?」とかって(笑)。


ゆかり:それ録音したかった(笑)。


ホーリー:「それ全部検査技師さんに聞こえてるよ」とかってみんなに言われてめっちゃ恥ずかしいやつやんって。でも、恥ずかしいよりも怖いもんって。ひたすらしゃべりながら。


ゆかり:いや、検査技師さんもそれは初めてじゃないですか。長年やってらして、そんなコントのようなトークが聞ける検査は初めてみたいな(笑)。


ホーリー:機械を止めたらいかんと思って。不安やったり怖かったりなんかあったら、ボタンを押してねとか、すぐ止めるからねって言ってくれるけど。


いやいや、まだこの後にもまだ待って見える方がいらっしゃるし、そんなわたしの検査で止めるわけにはいかんから頑張るよ、頑張るけどしゃべっていい?みたいな感じで(笑)。


検査は嫌だったけど、対処方法をつくってくれたんで大丈夫やったかなって感じですけど。


ゆかり:ね、看護師さんとか検査技師さんとかもサポートしてくださる感じだし、ホーリーさんの今診てもらってる先生も、初診のときにまず家族とか仕事のこととかを聞いてくれたって。


ホーリー:そうですね。ほんと初めて大学病院に行った日に、初めましてって部屋に入ったときに、クリニックから全部データは送られているはずなのでパッとみたらどういう話をしていこうかっていうのはすぐわかると思うんですけど。


でも病気の話からじゃなくって、ホーリーさんは家族はどういう風なの?とか、お仕事はしてるの?とかっていうほんと何でもない話から入ってくださって。


こっちもすごい変に緊張して行ったんですけど、そこからの話だったので、すごい話しやすくって。ベテランのおじいちゃん先生なんですけど。


「そういう風にやっぱり家庭があるとか、お子さんがいらっしゃる方もたくさん今治療にきとるよ」って言って。で、「君だけじゃないし、もう今は治る病気だから、頑張って直してこうな」みたいな話を最初にされて、そこから詳しく説明するよって言って。


乳がんっていうのはねっていう話を全部紙に書いてくださって、達筆な字で。こっちがメモしようとすると、いいよ、ここに書くから話聞いとればいいよって全部メモを書いてくださって。


で、こういう治療法があって、あなたはこういうタイプだから、たぶんこういう風な治療方法になってくと思うよって話をしてくださって。


で、お子さんも小さいし、仕事もあるし、それと両立できるような形で治療をしていけるといいねっていうことを始めにそうやって言ってくださって。


背景までちゃんと見て話をしてくださるっていうことが、なんかベテランの余裕なのかわかんないんですけど、すごいどっぷり構えた先生やなと思って。もうそれだけで安心感というか、お任せしてもいいかなっていう風に思える先生で。


そう、なんで先生に治療方針とか言われても、別にそこにすごい疑問を抱くわけでもなく、「あ、先生がそうおっしゃっるならそっちのほうがいいってことなんやろね?」って聞くと、「まあこういう風なことも考えられるけど、俺はこっちのほうがいいと思うよ」とかって言う風に会話をしてくださる先生なので、すごい話がしやすくって。


で、わたし、まだ一回も家族を連れて行ってないんです、病院に。


ゆかり:あ、そうなんですね。


ホーリー:はい。ここまでずっと自分一人で病院に行ってて。告知のときとかも別に家族に付き添ってもらうわけでもなくいてるんですけど、そのほうがわたしは話がしやすくって。自分の思ってることを素直に聞けるから。


そう、家族がいると家族も聞きたいことがたぶんあるから行きたいんやろうなとは思うんですけど(笑)、自分が聞きたいことが聞けないと嫌なので連れて行ってないんですけど。


特に先生もそれを言うわけでもなく、今日旦那さんは?とか、家族の誰か来てる?とかって言うわけでもなく、それを受け入れてくださっているのでありがたいなというか。先生との波長がちょっとしっくりくると言うか。


ゆかり:いいですね。先生でだいぶ違いますよね、長い付き合いだから。


ホーリー:そうですそうです。ほんとに。でもちょと抜けてるところもあって(笑)。「あれ、先生検査の日は13日って言ったけど、先生今12日って入力したよ」とかって言ったりとか。日にち間違っとるよ先生って。


抗がん剤はまだこれからなのに、なんかの診察に行ったときに「どうや、1回目の抗がん剤どうやったか?」って入れて。「え、先生、まだわたし明後日からやけど」って。「あ、そやったか」とかって言って。「まだ始まってもないし」とかって言ったら、「ごめんごめん」とかってちょっと抜けてる先生なんですけど、それがなんか面白いというか。


すっごいかっちりきっちりしてると、こっちも疲れちゃうんですけど、ちょっと緩んでるところもあるので(笑)。


ゆかり:お茶目な。


ホーリー:そう、お茶目な先生でとっても可愛らしくって。ありがたいなと思ってます。


ゆかり:そっかそっか。今、幼稚園ではホーリーさんはパート勤務を続けていらっしゃるのかな?


ホーリー:そうですね。今は夏休みなので勤務日数が少なくなってるんですけど、子どもたちも夏休みなんで。でも夏季保育とかは明日から始まるかな。だから、明日から一応仕事には行くつもりにはしてるんですけど、どうかなーってちょっと思ってるところです。


ゆかり:先生は、仕事と治療との両立について、できるって感じで話してらっしゃいました?


ホーリー:そうですね。特に仕事を休まなきゃいけないとか、そういうことはおっしゃってみえてなくって、わたしの予約を入れられる時間が15時とかそれくらいの時間なんですね、検査とかも。


先生これは、仕事を午前中だけでも行ってこやーって感じでこの時間でいつも入れてくれとるのかなと思って。ま、その辺を思うと、職場に迷惑がかからないようにというか、その範囲で自分が無理なくできる範囲で働けるならそのほうがいいかなと思ったりはしていて。


ゆかり:そっかそっか。治療の流れは、ま、さっきZoomの収録始まる前に伺ったんですけど、まずACの抗がん剤をやって、その後にパクリタキセルをやって。


ホーリー:で、その後に手術で、全摘の予定で。わたし脇と鎖骨下にも転移がみられるので、ま、そこも小さくしてから手術で取り除こうっていう話にはなっていて。


で、その後手術のあとが放射線が5〜6週間って言ったかな、1ヶ月ちょっと放射線の治療があって、でホルモンが10年かなと言われてはいるので、とりあえずは今はちっちゃくすることを目標に向かうって感じで。


ゆかり:一緒ですね。まさに一緒。


なんかそのACの頻度が、日本の方のお話を聞いているとわたしはホーリーさんと一緒で2週間に一回なんですけど、日本では3週間に1回がけっこう多いって言う印象なんですけど、それってなんか先生から説明はありました?


ホーリー:なんか先生は始めから2週間に1回って言ってたんですよ、説明のときに。それこそ、インスタとかみてるとみんな3週間に1回やなと思ってあれー?と思ってたんですけど、結局3週間で1回なのか2週間に1回なのかって言っても、量は一緒なんやでって言われて。


抗がん剤を打つ量は同じだから。それが3週間分に薄まっとるんか、2週間分になっとるんかっていう違いなだけやで、早いほうがええやろ?って感じの(笑)。そうやなみたいな。


言ってみれば、最後の1週間の休薬期間がないっていう感じかなと思ったんです。1週間初日打ちました、1週間、2週間、でその後の1週間をあけずに次にいくよってことなんだなって思ったら、手術に向けてのスパンが短くなるって言う意味ではわたし的にはありだなって思ったので。


で、けっこう漫画とか読んでると3週間目になると、身体が戻ってきて普通に仕事いけましたっていう人とかもいらっしゃったから、それを考えたらそっちでもと思ったんですけど、いやいやいや、治すほうが先がいいから。2週間に1回でいいかって思って。そこはあまり疑問を持たずに受け入れてる感じです。


ゆかり:で、ホーリーさん、今1回目のACをやったのって何日前とかですか?


ホーリー:えっと、今日で1週間、7日目。


ゆかり:どんな感じでした?副作用?


ホーリー:副作用はまず、いつもわたしは麦茶を飲むんですけど、麦茶をすごい甘くなっちゃって。


ゆかり:ありゃりゃりゃ。


ホーリー:で、薬を飲もうとお水を飲むとそれも甘い。飲めなくなっちゃって、気持ち悪くて。なんかさっそく味覚障害ってどうなのって思ったんですけど。


そこから始まって、あとは倦怠感、だるい感じが3日目、4日目くらいまではあったかな。で、あと便秘と、5日目過ぎたくらいから手足がなんか感覚が痺れる。爪を切ろうと思うと力が入らないとか。そういうのがこの5日目くらいから出てきたかなって言う感じと。


あと、昨日すごい酷かったんですけど、背中がすごいなんかだるいのか痛いのかよくわからん感じになっちゃって。なんだろうって思ってたんですけど、ジーラスタの影響だったりするのかな?って。


けっこう皆さんのインスタとかをみてるとジーラスタで背中とか骨盤の辺とか後ろが痛くなったっていう意見もあったんで。あ、それ?と思って。


今日の朝起きたら多少昨日よりはマシだったんですけど、それは昨日はとってもひどくって寝転んでても痛いみたいな。


で、手を背中の下に入れたり、なんか押してないと落ち着かないみたいな感じなのは昨日はずっとあったかなって。今のところ副作用はそのあたりですかね。吐き気は常にあるんですけど。


ゆかり:そうなんですね。吐かないけど吐き気があるって感じ?


ホーリー:そうです。わたし吐くのが本当に苦手で。あの、とりあえず吐き気止めの頓服薬を追加でもらってきたくらい吐きたくない。吐くだけで体力を奪われちゃうから。それを常に吐かないために飲んでて。


で、あと食べづわり、食べてないと気持ち悪い。空腹時は吐きそうになっちゃうんで。なんか食べてないとっていう感じで、ご飯はこまめに食べると言うか。ちょいちょい食べ。おにぎりつくったり、お菓子をちょっと置いておいてそれをちょこちょこ食べながら過ごしてるような感じです。


ゆかり:うんうん。じゃあ味覚障害は飲み物系はちょっと甘くなっちゃうけど、ご飯は大丈夫ですか?


ホーリー:そうですね。ご飯は濃い味しか食べられなくって、薄い味、だから白米だけとかは食べられなくて。それこそ昆布と一緒に食べるとか。濃い味は受け付けてくれるけど、薄い味はちょっと今は受け付けられない感じで吐きそうになっちゃう感じですね。


ゆかり:そっかー。ジーラスタの注射じゃなく、あれ、ボディポットにしたんですっけ?なんかそんなのがあるんだ、画期的って思ったんですけど。


ホーリー:そう、ボディポットにしたんです。今、家にあるんですけど、こういう四角い。こっちに薬が入っててタイマーもセットされてるんですよ。で、お腹にこの機械と針を両方つけて、針を刺してもらうんですけど。


刺してから27時間後に自動で薬の注入が始まるんです。20〜25分くらいかけて薬がゆっくり身体に入って行って、で、終わったら点滅とか光が変わるので変わったらもう外していいよって言う風なんですけど。


そう、それを点滴を打った日に最後に取り付けて帰宅をしてっていう。で、翌日の夜には外して。


ゆかり:それはじゃあ下着か何かに挟まってるってことですか?お腹にどうくっついてるの?


ホーリー:お腹にくっつけます。針を刺して、プラスチック製の針って言ってましたけど、それをお腹に刺して、おへそを挟んで反対側に機械を両面テープみたいなのでピタってくっつけてって感じで。不思議な。


ゆかり:でもその注射するためだけに行かなくていいっていう意味では楽っちゃ楽ですね。


ホーリー:そうですね。それがあるならそっちのほうが楽やよって。でも、まだ始まったばかりなのか新しいやつなのかわかんないんですけど、まだやってる人がそんなにいなくって5、6人かなって言われて。


「わたしは何人目くらいですか?」って聞いたら6人目くらいかなって。「まだ始まったばっかりなんですか?」って聞いたら、そうなんやって。看護師さんとかも見にきてくださって、やったことない人とか。こうやってつけるんやねって、一緒に確認しながらつけようとかって言って。


「また、感想聞かせてねって。どんな感じやったとか、まだやってる人少ないからまた教えてね」って言われたんですけど。なかにはお腹につけてるからそこが気になっちゃって夜に寝れないっていう方とかもいらっしゃったみたいで。そういう人には注射きてもらってるんだけどって。そっか、わたしは何も気にすることなく寝とったわって(笑)。


ゆかり:いいことだ(笑)。


ホーリー:意外とこっちのほうがわたしには合ってたんだって。最初はすごいドキドキしたんですけど。


ゆかり:うん。ちょっと怖いですよね。


ホーリー:初めての抗がん剤で、そんなんお腹につけて帰って次の日に注射されますって。副作用とかもどういう風に出るのかとかわかんなかったんですごい不安には感じてたんですけど、ま、結果オーライだったなとは思ってます。


ゆかり:結局、最初の抗がん剤も入院とかせずにだったんですか?


ホーリー:そうです。通院でそのまま日帰りだったので。それこそ自分で運転して病院に行って、抗がん剤を打って自分で運転して帰ってきてみたいな感じなんで。


ゆかり:でも、けっこう倦怠感とか吐き気もあって、自分の身体をマネージしなきゃいけないじゃないですか。それは、お仕事もあり、お家のこともありっていうなかで、どうそれをやってるんですかっていう。


ホーリー:そうなんですね。自分の身体が思うように動かないので難しいんだけど、ありがたいことに近所に自分の母が住んでるので、なんで朝晩は母がこっちに来てるかなくらいの感じで。


なかなか洗濯を干そうにも身体がうまく動かないとか、起きられないとか、それこそ夜ご飯の準備とかもなかなか難しくって。今はもうノータッチで母に任せてます。


ゆかり:徒歩圏内くらいの近さなんですか?


ホーリー:そうです。徒歩圏内です。もともと自分が仕事をしたいっていうのがあったので、子どもたちを預けたりするには実家が近いほうがありがたいなと思って。実家の近くにずっと住んでいたので、なのでこのタイミングもずっとそのままで母に頼りっきりでっていう感じですかね。ありがたいです。


ゆかり:そうでもないと、ま、副作用人それぞれですけど、軽い方は日常生活も大丈夫って言う人もいるけど、ホーリーさんの場合は6人家族で4人お子さんがいらっしゃるし。5歳児が2人って。


ホーリー:そう。カオスですね。すごいですね。


ゆかり:女の子2人でもカオスですか?


ホーリー:すごいですよ。うるさいですよ。毎日喧嘩してますもん。もううるさーい!って何度怒らないかんのかっていう感じですし。もう怪我するんじゃないかとヒヤヒヤしながら見てたりとか。もうやめてー!って言うんですけどなかなかね、やめられないんでしょうね(笑)。


ゆかり:お兄ちゃん、長男くんが13歳なので中学生?


ホーリー:そうです、中学校1年生と、小学校2年生と、年中さん。


ゆかり:じゃあ、まだお子さんが何か家のことを手伝うみたいな感じじゃないか?


ホーリー:いや、でもそれが母が来てくれるとみんな手伝いをしたいばっかりなんで、洗い物をしたりとか、ご飯を食べたお皿を洗ったりとか、上2人は洗濯物をたたんだりとかはしてくれるくらいになったので。


わたしは本当に今家事は何もしてないです。


ゆかり:今回のことを機に、お母さん大変だし自分たちでやるって。素晴らしい。


ホーリー:そうですね。一番下の保育園組も、帰ってきてカバンの中からタオルを出したり休職セットを出したりするんですけど。ママやっておいてーとか、次の日の朝まで普通に入っとったのが今はちゃんと洗濯機に持っていかれるようになって、前の日にちゃんと準備してカバンをかけてとかってやってるんで。


たぶん、本人たちなりにも考えとるにゃろうなと思って、ママに負担をかけんようにちゃんとやろうみたいなことはすごい思ってくれとるんやなってのは感じますね。がんばっとるなと思って。


ゆかり:お子さんたちにはどういうタイミングで伝えたんですか?どういう風に?


ホーリー:病気のことは、子どもたちには大学病院にうつってから話をしたんですけど、治療方針とかが決まってから。で、一番上のお兄ちゃんにはそのままストレートに伝えました。病名まで。


で、漫画で「働く細胞」ってあるのご存知ですか?そういう漫画の中にがん細胞の話も出てくるんですけど、お兄ちゃんは漫画が大好きなもんやからそういうのをよく読んどって、そこで知ってる情報をこういうことやろ?って言ってきてくれて。ちゃんとわかっとるんやって。お兄ちゃんなりの受け止め方はしてくれてるのかなって言う風で。


小学校2年生の娘には下女子3人なんですけど、3人には同じタイミングで一緒に伝えたんですね、お兄ちゃんとは別に。ママが病気になって、これを治さないかんのやてって話をして。


で、ちょっとこれから薬を点滴で打ったりとかすると、ママの髪の毛がなくなっちゃったりとか、思うように身体が動かなくて寝ちゃってたりとかすると思うんだけどよろしくねって言ったら、「うん、わかったよー!え、髪の毛なくなるのー?おもしろーい」とかって言い出して。おいおいおいみたいな(笑)。「ちょっと髪の毛触っとくわー」とかってみんなに触られて(笑)。


「だってなくなっちゃうんでしょ、今のうちに触っとくよーとかって。でも生えてくるんだよね?」って。「うん、生えてくるよ、病気の治療が終わって薬を飲まなくなったら少しずつ生えてくるからいいんだよ」って話はして。


泣く子もいましたし、病気っていうワードで心配になっちゃって不安で泣く子もいましたし。笑いながら髪の毛を触ってくるのもいましたし、どっちでもない感じでボーっと話を聞く子もいたんですけど。


で、小学校2年生の娘には胸を触らせました。お風呂で一緒にシャワーを浴びる時に、病気のことを話した後に、ちょっとママのここ触ってみてって言って。なんかここあるね?って。あるでしょ?って言って、反対側触ってみてって。「なにもない、普通。え?なに?これ何なに?」っていうから、これがママの病気のもとなんだって言って。


これからお薬を使ってこの子をちっちゃくしてから、もう右のおっぱいさんはお役御免なもんでバイバイする予定なにゃけどいいかな?って、「え?どういうこと?」っていうから、「うちには赤ちゃんもいないし、ママのおっぱいを飲みたいよっていう子もいないでしょ?って。


だから病気ごと一緒にちっちゃくてとっちゃたほうがいいよ」って先生が言ってるんだって。だから右胸おっぱいさんバイバイするけど、「いいよ、とっちゃってとっちゃって」って感じで言われて(笑)。おもしろいなーと思って。


でもそうやってリアルに触らせたら、「あっ」ていう風になってたので。迷ったんですけど、でも女の子だし、一人だけでも胸になんかあるっていう違和感を知っておいてもらえるとなんかママのときそういうのあったなーみたいなことが彼女の経験値として今後残せたらいいかなと思って。


薬を始めてからだとちっちゃくなっちゃったらわかんないといけないから、最大限大きい時に触っといてみたいな感じで触らせたんですけど。ま、どうかなと思ったけど、あ、これなんだねみたいな感じで本人も納得してたから、うん、それは触らせてあげてよかったかなってすごい思ってます。


ゆかり:たしかに。なんか聞いてても目に見えないものだといまいちピンとこないけど。


ホーリー:実際にあるものを触ってみたら、あ、こういうことなんやねっていうのが本人の中でわかったみたいで。っていう風に子どもたちには話をしました


ゆかり:お子さんたちがお家のこととか自分のことを前よりやってくれてるのは、お願いしてからやってくれてるのかな?


ホーリー:特にわたしはお願いもしてなくって、いつも通りな。「カバンしまってよ、出すもん出しといてよ」とかっていつも言うだけなんですけど、いつもはそれ言ってもやらなかったんですけど(笑)。


でもたぶんお姉ちゃんが一番気遣いというか、やらないかんみたいな風になってるので妹たちにやらせようとお姉ちゃんが働きかけてる感じがしますかね。


ゆかり:チームですね。


ホーリー:なんかこの間は、メモ帳みたいなやつに「やることリスト」が書いてあって、帰宅後やることみたいな。カバンからナプキン出すとか、次の日の準備をする、靴下を洗濯機に持ってくとかって書いてあって。


これやったらチェックしてよとかって妹2人に言ってたんで。お姉ちゃんなりの工夫をしてもらってるおかげで、下2人もついてってるのかなって思ってます。


ゆかり:頼もしい。えっと、しこりを手術してとっちゃうっていうお話でしたけど、もうそれは全摘をするっていう風に決めてらっしゃるのかな?


ホーリー:はい、もう決めてます。もう特に何も名残惜しくもないといったらあれですけど(笑)、でもあまりそこには何も未練がないというか、悪いものはとるみたいな。残さないっていうのが自分のなかでは大きいので。


ゆかり:そっか。じゃあ再建とかもしないでとってしまう?


ホーリー:再建も特に考えてなくて。ま、とりあえず悪いものをとる。再建することより、その先、生きることのほうが大事っていう選択ですね。


ゆかり:じゃあご家族からのサポート、お母さんを含めてあるってことなんですけど、周りの方にはどれくらい乳がんになったことを伝えてますか?


ホーリー:すごいそれ迷ったんですよね。どこまでしゃべるべきなんかみたいな。ただ、職場はダイレクトでね、迷惑がかかっちゃうので職場には一番初めに言ったかな。家族の次にすぐに話をして、クリニックに行ってる段階から相談して。職場はもうほとんどのスタッフが、まそんなに人数は多くないんで知ってるかなっていう感じで。


で、友達関係もどこまで伝えようか迷ったんですけど、本当になんの気もなく話せるメンバーにはちらほら5人くらいには話をしたかな。あとは、子どもの関係?ママ友じゃないですけど、そこが。


ゆかり:広いですよね、4人お子さんいらっしゃると。


ホーリー:そうなんですよ、そこ迷ってて。伝え切れてなくって。夏休みなら、たとえば、夏祭りあるからその後花火しようとかプールしようねとかって約束とかを取り次いでくるわけですよ、子どもたちが(笑)。


全然オッケーなんだけど、まだ言ってないし、その頃には髪の毛抜けとるなとかなんかいろいろ考えてはいるんですけど。


どのタイミングで伝えて、変に気を遣わせたくないというか。別に日常だから、わたしのなかでは。病気になって気を遣って欲しいことも別になくってっていうときに、どうやってママ友に伝えようって悩んでいる間に夏休みに入ってしまって(笑)。遊び前日とかに言うことになるかなとか。まだ迷ってるんですけど。


あとは、自分が子どもたちの学校や保育園の役員もやってたるりするので、そこにからんでるスタッフには話はしてあるんですけど。


それ以外はあまりしゃべってないかな。あえてしゃべってないわけではなく、なんて伝えて言ったらいいのかがやっぱりわかんない。言われたほうもえー!ってなる、大丈夫なの?とかって絶対なるから。うん、大丈夫じゃないけど今治療中なのみたいな。


ゆかり:そう(笑)。


ホーリー:それくらいの感じでしゃべれる人ならしゃべってもいいんだけど、なんか予想以上に重く受け止められちゃうと相手にも負担をかけちゃうな、変なことを考えさせちゃうなとか思っちゃうので、そこは難しいなって感じてるとこですね。みなさんに伝えるときに。


ゆかり:たしかに。わたしもでも髪の毛が抜けちゃうから、見た目が明らかに変わるのと、顔合わせる送り迎えのときとかに、みたいなのもあってなんですかね、でもわざわざ言う?


ホーリー:そうなんですよ、わざわざ言うことでもないから。引き止めてまでね、わたし乳がんになってさ、みたいな(笑)。


ゆかり:なんかいきなり話出すみたいな(笑)


ホーリー:聞く方もびっくりしてまうでって思うと。


ゆかり:なんか自然に話せるタイミングっていうか、あ、なんか今なら言えるかなみたいなそのとき自然に感じられれば、でそれを伝えたい相手だったらそれくらいの仲ならね。


ホーリー:難しいです。ほんと難しい。


ゆかり:ホーリーさんはとっても忙しくされてるので、乳がんになって治療を始めたことで変化が生まれる隙がないかもしれないんですけど(笑)、なんか人生への向き合い方とか考え方みたいなのがこんな風に変わったなとかってありますか?走ってる感じかな、今。


だって、自己紹介の投稿に書かれてたんですけど、双子ちゃんの産後7ヶ月で短大に入学したって書いてあって。


ホーリー:今しかないと思って短大に入っちゃったんですよね(笑)。


ゆかり:それがでもその保育系のお勉強だったんですかね?


ホーリー:そうです。それこそ、幼稚園の先生とか保育士の免許をとりにいくための短大に通ったんですけど、よく発達障害、発達障害って最近日本で言われるんですけど。


自分の家族にそういう特性を持つ子がいるので、そのための勉強をしたいなって思ってはずっといたんですけど。で、それに行くタイミングがそこが一番ベストと思って、そこで行ったんですけど。


そう、だからそれこそまだミルクを飲んでる双子をばあちゃんに預けて短大に通ってたので。でも、なんか病院で先生に話をしてたら、これは2〜3年くらいで大きくなってきとるぞって、自分のしこりは。


ゆかり:あ、そんなのわかるんだ。


ホーリー:なんだろう、スピードはすごくゆっくりさんの成長だから、ここまでの大きさになるまでにけっこうな時間がかかっとる。たぶん3年くらいかけて大きくなってきとるぞって。あー、短大におった頃やなって(笑)。


そう、だからそれくらいの時からたぶんじわじわと止まれよ、止まれよって言われてたんですけど、止まるを知らず、ずーっと走っとったからここまで大きくなっちゃったかなみたいなのは思ってますが。


ゆかり:それ、でも自分を責めるみたいな気持ちはないですか?大丈夫?


ホーリー:ないですね。それはないかな。自分で選んできた道やからこそ、ないと思ってます。ないと思ってますと言うか、ないですね。なんでもそうですけど、だから自分で決めないと、できないというか。


この治療のこともそうですけど、病院選びもそうだし、自分で納得して決めて進まないと腑に落ちないから、がんばれないし、やれないしってなるんですけど、そうじゃないからこそ、今振り返ってもあー、あの時ああしておけばよかったっていうことはないかな。


あのとき別に短大にいかずに家でまったり過ごしとってもよかったんじゃない?って、でもそれがなかったら今はないしなとか。なんだろう、乳がんになっちゃったことはあれやけど、それ以外の生活を考えたら幸せやし、資格もとれて、子どもたちと触れ合える。そこはいいことやから、そこまでは否定はしないかなって感じですね。


ゆかり:じゃあ今、止まってね、ちょっとゆっくりしてねって言われてて、ちょっとはできている?


ホーリー:ちょっとはできてるかな(笑)。ちょうどいいタイミングで夏休みがきてくれたって感じですかね。時期的な問題。これがたぶん普通に一学期とか二学期とかのオンシーズンやと、わからんですけど、夏休みにかかってくれたからこそ、ゆっくり治療に専念できるっていうのはありますね。


ゆかり:そっかそっか。最後に、これから治療にま、ホーリーさんも治療を始めたばっかりですけど、これから治療に向かう女性に伝えたいこと、伝えてあげられることはありますかね?


ホーリー:なんだろう。自分もまだ始めたばっかりだから。なんともあれだけど、でもなんか甘えるところは甘えて、使えるものは使ってって思います。自分のいろいろを解放してあげるって大事だなって思います。感情もそうだし、わたしインスタでしかああいうこと書かないから、マイナスなことを。


だからどこかそういう場所が一つでもあるといいなと。家族でもいいし、インスタとかSNSとかでもいいし、そのなんだろう、自分を隠さなきゃいけない場所じゃなくて、自分を出していい場所が一つでもあるといいなって思います。


ゆかり:あー、それたしかに。


ホーリー:別にそれが自分の浦の顔とかってわけじゃなくって、裏も表もなく全部自分の顔だから、それが素直に曝け出せるところがあると治療にも向き合いやすくなるのかなーと思ったりはするんですけど。


わたしは今それがSNSで皆さんの投稿を見ながらやってるのが唯一の自分のうーってなってるのを吐き出せるところなので。そういうところが、皆さんにとってもそういうところがあるといいなって言う風に思います。


ゆかり:でも、ホーリーさん、全然マイナスっていう感じしないですよ。むしろ、ただ素直に自分の気持ちをそのときの正直な気持ちを投稿してくれてるって感じで。


ホーリー:ほんとですか、よかったです。


ゆかり:なんか検査が怖いとかってむしろそういうのって聞きたいって言うか、同じ人絶対いるし。


ホーリー:そう、わたしめっちゃ調べましたもん。MRI 検査とかって。そこまで細かく検索しちゃうー?とかって思ったんですけど、インスタの中でもそれで検索しちゃって。ドキドキしちゃうけど、こう書いてあったしとかってめっちゃ調べるから。


ゆかり:でも、ほんとそういう場所があるのは大事ですよね。


ホーリー:大事ですね。


ゆかり:ありがとうございます!


ホーリー:いえいえ。


ゆかり:今回のこんちわ(根治の輪)のゲストは、ホーリーさんでした。ありがとうございます!


ホーリー:ありがとうございました!


ゆかり:いえーい(笑)。


ホーリー:いえーい(笑)



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